Sapporo Book Coordinate

【さっぽろブックコーディネート】 さっぽろの街と人(sapporo)」と 「本(books&zines)」との出会いをコーディネート(coordinate)します。
Posted by Sapporo Book Coordinate 尾崎実帆子(ブックコーディネーター・ライター)   0 comments   0 trackback

LOPPISはじまります!25日(金)~27日(日)

明日25日(金)から始まる「LOPPIS[ロッピス]」の搬入に行ってきました。

私が用意した「文庫本」は、このように1冊1冊パッケージングされます。
デザインは、「本のしおり専門店EPHEMERA」さん。
それぞれの文庫本が、「しおり」とセットで販売されます。
DSCF8482.jpg

パッケージには、私のコメントが書いてありますが、
いわゆる「珠玉の短編集!」とか「泣ける一冊!」みたいな言葉は避けて

たとえば自分が、EPHEMERAの「しおり」に読書記録を書くとしたら…
というイメージで、書いています。
多重人格的&かなり偏ったご紹介コメントになっていますので、ご了承ください(^^)


今回のLOPPISのテーマが「旅」ということで、
「旅のポケットに、童話を1冊。心のポケットに、童話を1冊。」
という勝手なテーマを掲げて、
「文庫本」の「童話集」を20冊ばかり揃えましたが、
(文庫本サイズにこだわりました。がんばれば、ポケットに入るから!
 そもそも今回、なぜ文庫本にこだわっているのか?ですが、
 ポケットorショルダーバッグに入る&オトナが持ってて恥ずかしくない、というところです。
 「本」にとって、装丁や体裁やサイズはとても大事♪)


童話だけではなく、「旅エッセイ」を、超・超・超・絞り込んで
「カレル・チャペック」の旅行記シリーズも用意しました。

チャペックのエッセイの何がいいって、
出合ったものに対する観察、洞察、驚き、感嘆、風刺、そして敬意が、
リズミカルにバランスよく丁寧に織り込まれていること。
挿絵イラストもたくさんあって、どれもコミカルで見ているだけで楽しくなる。
DSCF8484.jpg

今から約70年以上前(第二次大戦前)のエッセイで、
写真満載の旅行ガイドブックとは対極にある体裁だけれど、
旅や異文化や人間に対して、著者自身が、真摯に向き合っているんですよね。

なんていうか……、もし自分が旅行記のようなものを書くとしたら
こんなふうに書いてみたい!っていう願望も含めて(笑)選びました。

チャペックが故郷のことについて書いた「チェコスロヴァキアめぐり」。
もし万が一、自分が故郷について書くとしたら、こんな視点で書いてみたい(願望)。
「人は、たとえ異なる言葉で語ったり、書いたりしていても、
心の中では、たえず幼いころの言葉で考えたり、夢見たりしているのだから。」
……深く共感します。チャペックの童話作家としての一面を垣間見れます。


補足として。
旅のポケットに入る「文庫本」にこだわったと言っておきながら、
こんな大判の児童書も持っていきました。
DSCF8478.jpg

「なつかしい~」と思う人もいるかもしれません。
なかには、これがトラウマになったという人も、いるかもしれません!
それだけ、濃くて濃くて濃いのです。
糸井重里が書いています。谷川俊太郎が詩を寄せています。
ほかにも、かなりゼイタクな作家ラインナップ!

「音楽をききながらよむ本」には、竹下文子「星とトランペット」が載っています。
ちなみに、「星とトランペット」も童話の短編集で、
講談社から文庫で出ていたのですが、絶版。
文庫の童話集というのは、現行品を探してみるとかなり限られています。
「だれかを好きになった日に読む本」とか、もう、児童向けにコレかい?!
って、突っ込みたくなりますから。

……「きょうはこの本読みたいな」シリーズの文庫本化を切に望みます。
だってすごいんですもん。

まだまだ書き足りないことはたくさんありますが、
明日はイベントふたつを控えているということで
とりあえず、今晩は飲み過ぎないように気をつけたいと思います(笑)。

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