Sapporo Book Coordinate

【さっぽろブックコーディネート】 さっぽろの街と人(sapporo)」と 「本(books&zines)」との出会いをコーディネート(coordinate)します。
Posted by Sapporo Book Coordinate 尾崎実帆子(ブックコーディネーター・ライター)   0 comments   1 trackback

贈る本に、こんな本?~繊細で美しく、儚くて優しい本~

誰かに何かを贈るとき、
「喜んでもらいたい」
「気に入ってもらいたい」
と思って選ぶのはもちろんのことですが、

「こんなものがあるの?!と驚いてほしい」とか
「ずっと大切にしてほしい」というところまで満たせたら、
贈る側としては、本望というもの。

いろいろな“いいもの”“美しいもの”に目が肥えた大人の女性には、
たとえば、こんな絵本を贈ってみてはいかがでしょうか?

渡邉良重さんが手がけた「大人のための、しかけ絵本」とでも言うべき
繊細で美しい作品です。

DSCF7896.jpg

「ブローチ BROOCH 」 絵:渡邉良重 文・訳:内田也哉子(リトルモア)

全ページが、とても薄い紙(トレーシングペーパー)で構成されてるので
ページをめくるたび、次のページに描かれた少女や花や風景が透けて見え、
また次のページをめくれば、その次にもまた……
繊細でこわれそうで儚いのだけど、そこに流れている物語は光に満ちています。


「アンドゥ UN DEUX 」 絵:渡邉良重 文:高山なおみ(リトルモア)

表紙に描かれている2人の少女が、
本文では、別々に分かれて描かれています。
分かれているというのは比喩ではなく、実際にページが半分ずつ。
少女たちは同じように、そしてそれぞれに、
思い出をたどり、思いを寄せて、そしていつもつながっている…
私はそんなふうに解釈しましたが、もっと違う読み方もできるかもしれません。


どちらの作品も、何も知らずに手にとったら、
「こんな本があるの?!」とまず驚き、
そして、きっと大切にしてもらえる存在になると思います。

(「電子書籍」うんぬんの話には、私はあまり突っ込まないのですが
 こういう本を前にすると、“紙の本”の魅力にあらためて圧倒されます)


繊細で美しく、そして力強い本をもう1冊。

「つくることば いきることば」永井一正(六耀社)
DSCF7900.jpg

グラフィックデザイナー・永井一正さんによる
繊細かつ生命力に満ちた生き物たちの銅版画と、
ご本人による、力強く優しい「ことば」たちが、
表裏一体となって、身体の芯にうったえかけてくるような本です。


※「贈る本に、こんな本?」でご紹介する本は、
4月21日(土)22日(日)の2日間、「ケセランパサラン」さんで
展示販売します。

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「ケセランパサラン」で開催される「Book Chat
4月21日(土)
午前の部 11:00~/ 午後の部 14:00~

「本」について、一緒におしゃべりしませんか?という会です。

午前の部・午後の部ともに、ご参加お申し込み受付中♪
お気軽にお問合せください(^^)
 
表1 中面

【さっぽろブックコーディネート】
尾崎実帆子
090-5989-7072
[e-mail] sapporo_book_co@yahoo.co.jp
[twitter] http://twitter.com/@sapporo_book
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