Sapporo Book Coordinate

【さっぽろブックコーディネート】 さっぽろの街と人(sapporo)」と 「本(books&zines)」との出会いをコーディネート(coordinate)します。
Posted by Sapporo Book Coordinate 尾崎実帆子(ブックコーディネーター・ライター)   0 comments   0 trackback

「はるの ゆきだるま」(石鍋 芙佐子, 偕成社) 朝の「読み聞かせ」(小3)

久しぶりに、小学校で朝の読み聞かせ当番に行ってきました。
※「読み聞かせ」という言葉には、いつまでたっても慣れないのですが。

朝8:30、教室から見える景色。
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もうすぐ3月だというのに、雪はこーんなに積もっているけれど、
確実に、陽射しはやわらかくなってきています。

今日は、「はるの ゆきだるま」(石鍋 芙佐子, 偕成社, 1983)を読みました。
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春の?雪だるま?
・・・つまり、ご想像通りになっちゃうわけですけど(!)

春の訪れにはしゃぐ森の動物たち。
森の中で、ひとり取り残された雪だるま。

“無垢な子どもが交わした、優しい約束の残酷さ”
なんて言ったら、
この絵本が醸し出すものと違う印象になってしまうかもしれませんが・・・

『でも、そういうもんだよね。。。』と、オトナは感じると思う。

みんな、よかったネ♪だけじゃなくて、
『それでもよかったんだよね、』と。


小学3年生の子どもたちが、どう感じたのかはわからないけれど、
『気持ちがちょっと、ザワっとしたな』
・・・くらいに、覚えてくれていたらいいなー、なんて。
一生に出会う本なんて限られているなかで。

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雪国に暮らしていないとわからないとは思いますが、
これは、まぎれもなく「春」の芽吹きの風景なのです。
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